活血化於剤の最も有名な薬が中国清代の名医《王清任》が処方した血府逐於丸です。古く汚れた於血を取り除き、血をきれいにし、血液の循環を良くする薬です。
夜間に増強する傾向のある頑固な固定性の刺痛(頭痛、胸痛、胸脇部痛、腰痛など)、顔色がどす黒い、皮膚がかさかさしてつやがない、クモ状血管腫、静脈の怒張などの症状が見られたり、肩こり、のぼせ、いらいら、また女性では月経痛、月経の遅れ、暗紅色の月経血で凝塊がまじる、無月経などが見られる場合には《於血傾向》にあるものと考えてよいでしょう。
【効能・効果】中年以降又は高血圧傾向のあるものの次の諸症:頭痛、頭重、肩こり、のぼせ、動悸
【成分】
成人(15才以上)1日の服用量24丸中、次の成分を含んでいます。
血府逐於丸料エキス末3.0g
トウキ(1.98g)、センキュウ(0.99g)、ジオウ(1.98g)、トウニン(2.64g)、コウカ(1.98g)、キジツ(1.32g)、シャクヤク(1.32g)、サイコ(0.66g)、カンゾウ(0.66g)、キキョウ(0.99g)、ゴシツ(1.98g)
【使用上の注意】
1.次の人は服用前に医師又は薬剤師にご相談下さい。
?医師の治療を受けている人
?妊娠又は妊娠していると思われる人
?胃腸が弱くて下痢しやすい人
2.次の場合は、直ちに服用を中止し、この文書を持って医師又は薬剤師に相談してください。
?服用後、次の症状があらわれた場合・・・食欲不振、胃部圧迫感、異常出血
?1ヶ月間服用しても症状がよくならない場合
3.次の症状があらわれることがあるので、このような症状の継続又は増強が見られた場合には、服用を中止し、医師、薬剤師に相談して下さい。
下痢、軟便
【用法・用量】
次の量を1日3回水又は白湯で服用して下さい。
・成人(15才以上)は1回量に8丸を1日3回
・15才未満は服用しないこと
【保管及び取扱い上の注意】
?小児の手のとどかない所に保管して下さい。
?直射日光の当らない湿気の少ない涼しい所に保管して下さい。
?他の容器に入れ替えないで下さい。(誤用の原因になったり品質が変わります。)
?使用期限を過ぎた製品は服用しないで下さい。
【成分に関連する注意】
本剤は天然物(生薬)を用いていますので、丸薬の色や味が多少異なることや、丸薬がくっつくことががあります。
【お問い合わせ】
本剤についてのお問い合わせは、お買い求めのお店又は下記にお願いいたします。
八ッ目製薬株式会社(学術部)
電話(03)3680-0005
【発売元】八ッ目製薬株式会社
【輸入元】八ッ目製薬株式会社
【原産国】中華人民共和国
【使用期限】2024.11